=== トンネルと海岸のモジュール ===
モジュール詳細 | |
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モジュールサイズ | 幅308mm×奥行210mm×高さ60mm |
使用レール | KATO製複線レール |
制作 | 2017年 小学生 |
minimo.Nの標準モジュールで作成したモジュールです。
=== 使った材料 === |
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** 100円ショップ **
・紙粘土 ・木工用ボンド ・石(小石など) ・UVレジン ・絵具(黒・白・茶色など) ** 再利用 ** ・牛乳パック ・発砲スチロール ** 模型用品 ** ・カラーパウダー、バラストなど ・ビーチパラソル・ボート ・樹木 ・工具 各種 |
=== 地面の作成 ===
はじめに、地面や海底となる部分を紙粘土で作成します。
【 トンネルの作成 】
トンネル部分は牛乳パックの1面を切り抜き、コの字型にして使用します。切り抜く1面の一部1cmくらいを残すと固定しやすくなります。
牛乳パックだけだと弱く、グラグラと揺れてしまうので、木の板や厚紙などで補強します。
さらに紙粘土で山の形を整えます。
ここまで作成すると、紙粘土が固まるまで少し時間を空けます。
紙粘土が固まるとひび割れて傷みないになりますが、そのまま、茶色の絵具で着色します。
※地面の色は、茶色以外に緑色を使用する場合もあります。コンクリートなどの場合は灰色に着色します。
水溶き木工用ボンドを塗り、カラーパウダーなどで草を表現します。
【 海岸の作成 】
発泡スチロールや薄い板などで大まかな高低差を付けます。
紙粘土で地面をならします。高低差をつけたいときには、紙粘土でも表現できますが、内部が乾いて固まるのに時間がかかるのと、大量の紙粘土が必要なことから、発泡スチロールなどを使用します。
※発泡スチロールは、お店でもらったり、梱包材として不要となったものを再利用しています。
100円ショップで売っている紙粘土には、白だけでなく青色のもの、茶色のものもあります。今回使用したのは「ダイソー」の「ふわっと軽いねんど」を使用しました。白と青のねんどを混ぜて使用しています。
砂浜部分には、白い砂、トンネル付近には岩場とするため、小石を水溶き木工用ボンドで固定します。
海岸回りや道路になる部分は、茶色の絵具で色を付けた後に、カラーパウダーなどで草の表現をします。
水の表現には、いろいろな作成方法がありますが、100円ショップで見つけた「UVレジン」を使用しました。1本5gで100円ですが、今回は5本分(25g)使用しています。下地の色付きねんどの色を活用できます。
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砂、小石、UVレジンなど、最近では100円ショップで簡単に入手することが
できます。模型用途ではないですが、アクセサリーやアンティークな小物を
作成する部品、季節ものの商品が多く鉄道模型でもアイデア次第で使用でき
るものが増えています。厳密なサイズにこだわらず、自由な発想で気楽に
作成できるモジュールサイズなので、いろいろなことにチャレンジ!
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=== 情景の作成 ===
最後にカラーパウダーやターフ、樹木などを設置します。
線路回りにバラストを撒いて、水溶き木工用ボンドで固定します。
海岸ということで、ビーチパラソルやゴムボート(鉄道模型用品)を配置します。
=== 完成! ===
ですが、釣り人や船、海水浴の人など、さらに追加していくことで、よりリアルなモジュールとなります。