=== Tomix製品との接続 ===
minimo.NはKATO製のレールを使用していますが、持っているレールやコントローラーはTomix製です。
minimo.Nは個人が持っているモジュールを持ち寄って接続して運転できるのが魅力の1つです。なので線路に電気を供給するフィーダー線路のコネクタを変更すると、持ち寄ったときにコントローラーと接続できないことがあります。
このページでは、両社のレール同士を接続する方法、minimo.NにTomix製コントローラーを接続する方法を紹介します。
今持っているTomix製の線路やコントローラーでもminimo.Nを楽しめます。
=== TomixとKATOのレールを接続する ===
両社から他社の線路と接続するための線路が発売されています。
基本セットのレールは、KATOがS248、S124、S62の組み合わせに対して、TomixはS280、S140の組み合わせとなっています。minimo.NはKATOのS62が5本分の310mmが基本サイズとなります。
今回は、KATOのジョイント線路を使用した方法を説明します。
KATOのジョイント線路
KATO 型番:20-045 名称:ジョイント線路62mm (2本入り)
左側にTomixの線路を接続することができます。右側にminimo.Nのモジュールを接続します。
2本入りなので、minimo.Nモジュールの両側に接続することができます。複線で使用する場合は、2セット必要になります。
このジョイント線路とminimo.Nの標準モジュールを接続した場合は、下表のとおり、Tomixの線路の組み合わせでは4.5mm、14mmの差が出てしまいます。多少の差はレールの接続部のすきま誤差が出るので、走行に支障はありませんが、できるだけ誤差を少なくしておきます。
そこでminimo.NのモジュールにKATOのS124直線線路を追加します。これでTomixのS280×2本とほぼ同じ長さとなります。
このプランでは誤差が2mmとなるので、特に支障もなく走行しています。
※この誤差2mmは個人的な経験をもとに記載しています。あくまでも自己責任で使用してください。誤差をなくすためには、バリアブルレール(70mm~90mmで調整可能)を使用してください。
Tomixの基本セットを持っている場合は、KATOのジョイント線路とS124の線路を購入だけで、このプランを構築することができるので、安価に接続して遊ぶことができます。
※フィーダーはTomixの線路に取り付けし、Tomixのコントローラーを使用します。
※KATOのS124は、高架橋レールやガーター橋なども使用可能です。
【 高さの調整 】
次にminimo.Nのモジュールは高さが60mmあるので、Tomixの線路を接続しても高さの調整が必要です。
Tomixの橋脚は最大55mmなので、5mmの差を調整する必要がありますし、必要な数の橋脚を購入するとお金が必要なので、橋脚を作成します。
幅24mm、長さ910mm、厚さ5mmと10mmの木板が100円ショップで売っていたので、複線線路に合わせて、長さ70mmmmのサイズにカットします。Tomixの橋脚では20mm、10mm、5mmの組み合わせで5mm~55mmの橋脚としています。同様に20mmの厚さの板があれば同じ要領で勾配を構築できます。これらを市販の橋脚と同じように、線路の接続部分に合わせて配置します。
minimo.Nの高さ60mmに合わせるのであれば60mm×60mmの角材を購入し、70mm程度にカットして使用可能です。この場合でも設置する床により段差が生じることがあるので、5mm以下の薄い板を用意しておくと便利です。
【 写真は後日掲載予定 】
=== minimo.NにTomix製コントローラーを使用する ===
※上記のようにTomixの線路を接続する場合は、Tomixの線路にDCフィーダーを接続できるので、そのままTomixのコントローラーを使用できます。ここではKATOの線路を使用したminimo.NモジュールにTomixのコントローラーを接続する方法を紹介します。
minimo.NはKATOのフィーダー線路を使用しているので、Tomixのコントローラーにはそのままでは接続できません。コネクタの形状が異なるので、両社から発売されている延長コードを使用して変換コードを作成します。
【 変換コードの作成は自己責任でお願いします 】
KATO延長コードの白と、Tomixの延長コードの白ライン側を接続、KATOの延長コードの青と、Tomixの白ラインなし側を接続し、はんだ付けし、熱収縮チューブ(100円ショップで購入可能)やビニールテープで接続点を絶縁します。
接続点は必ずビニールテープなどで1本づつ絶縁してください。銅線むき出しのまま使用すると故障や感電などの原因となるので、ご注意ください。
【 変換コードの作成は自己責任でお願いします 】
=== 線路図面について ===
このホームページで使用しているレイアウトプラン図は、Jw_cadを使って線路配線図を描こう 鉄道模型のレールとレイアウトプランのサイトで公開されている図形ファイルを使用し、Jw_cadで作成しています。
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